1Sのマイクロブラシレスフープ「BETAFPV Meteor65 Brushless Whoop Quadcopter」が私の手元にも届きましたのでレビューします。
記事のタイトル通りですが、届いた機体をチェックして驚きました。
「Meteor65」は出荷状態で「Project MockingBirdV3」と同様の設定がしてありましたので、そのままでも十分に楽しむ事が可能な状態になってました。
今までこの様な設定がされているマイクロドローンはほとんど存在しなった為、1SのTinywhoopに新時代が到来したと感じています。
BETAFPV Meteor65 Brushless Whoopをレビュー
Meteor65 Brushless Whoopのスペック
- Item: Meteor65 1S Brushless Whoop
- Weight: 22.84g (without battery)
- FC&ESC: F4 1S Brushless Flight Controller V2.1
- Frame: Meteor65 65mm 1S Brushless Frame
- Motors: 0802 19500 / 22000KV Motors
- Props: 31mm 3-blade props (1.0mm Shaft)
- VTX&Camera: M01 AIO Camera VTX
- Receiver Option: Frsky XM / DSMX / Futaba S-FHSS / TBS Crossfire
- Battery: BT2.0 300mah 1S Battery
- Flight time: 0802 19500KV motor version: 3:30min-4min
- Flight time: 0802 22000KV motor version: 1:30min-2min
BETAFPV Meteor65 Brushless Whoop "Unboxing"
Meteor65 Brushless Whoopの外箱から。
ドローン本体が描かれている見慣れた箱で届きました。尚、左側のパッケージは変換コネクタです。
箱の中身を取り出してみました。
- Meteor65本体(カメラマウント角度35度)
- バッテリー2本
- 充電用のBT2.0→PH2.0変換コネクタ2本
- 予備のバッテリーケーブル1本
- 20度のカメラマウント1個
- BETAFPVのカード
コネクタ類は製品に付属していないもので別途、購入が必要なアイテムです。また、付属バッテリーは購入商品では1本のみ付属ですので注意して下さい。
BT2.0コネクタのバッテリーです。PH2.0コネクタと比較するとコネクタ部分の作りが優れている様に見えます。
メモ
関連商品として「BT2.0 Battery Charger and Voltage Tester」があり、1Aの電流でBT2.0のバッテリーを充電する事が可能な様です。今、製品を取り寄せ中ですので、届き次第レビューしたいと思います。
充電用の変換コネクタと予備のバッテリーケーブルです。どちらのパーツも色味が可愛いですね。
BETAFPV Meteor65 Brushless Whoopの機体チェック
Front view
キャノピーはBETAFPVのおなじみのパーツですが、フレームはMeteor 65から少し柔らかい素材に変更されました。
フレームを確認するとパーツが薄いと感じたので、フライトを重視した製品となっていると思います。
Side view
Back view
新型のピッグテール(バッテリーケーブル)が採用されていました。私が購入した製品はドローンのモーターは「0802 22000kv」です。
その他
「Meteor65」のフライトコントローラーはクロスタイプ「F4 1S Brushless Flight Controller V2.1」が採用されています。レシーバーはオンボードです。
キャノピーを外すとカメラとVTXが見えます。
カメラは「M01 AIO Camera 5.8G VTX」が採用されワイヤー接続になっていました。
私はワイヤー接続タイプが好みですので問題はありません。
尚、レシーバーのアンテナはキャノピー内のカメラに巻き付けられていましたので、受信する電波強度が気になる方は機体外側に設置するよ良いでしょう。
私は「Meteor65 Brushless Whoop」を計量したところ、22.8gと非常に軽量となっていました。
BetaFlightの設定を確認
「Meteor65」のBetaFlightの設定を確認した際に私は非常に驚きました。その理由は「Project MockingBirdV3」に近しい設定になっていたからです。
PID Angle Mode
PID Acro Mode
「Meteor65」はPIDがカスタマイズされている為に出荷状態でも楽しくフライトが可能な設定になっていました。
モード設定
送信機との接続のみを完了すればフライト可能です。
テストフライト
「meteor65」テストフライトを行ってみましたが、65mmのwhoopとしては非常に高速でフライト可能です。また、フリップやループなどをテストしたところ非常に安定していました。
「Meteor65」の操縦は難しく感じましたが、レーサーなどがこのドローンを制御する事が可能であった場合は素晴らしいタイムを記録する事が出来そうです。
また、フリースタイル機としても優秀だと感じました。
BETAFPV Meteor65 + JESC PWM48khz + EmuFlight
以前よりフライト時間が伸びると話題となっているBETAFPV Meteor65にJESC PWM48khz + EmuFlightを導入してみました。
JESC PWM48khzについてはEmuFlightではPRMフィルターを利用できない為、無料版の導入で問題ありません。詳細な導入方法につきましては別途記事化する予定です。
JESC PWM48khzとはドローンのモーター制御に関するもので、飛行時間を大幅に伸ばせる事が解っています。結果も導入前2分のフライトから、約3分程度のフライトが可能となりました。
尚、EmuFlightの設定はBetaFlightの設定内容をそのまま引き継ぎ、EmuBoost:1000、Limit:200に設定し、RC smooth:オンにしています。
まとめ
BETAFPVは魅力的なwhoopを市場に投入してきましたね。BETAFPVの今後の活動にも注目していきたいと思います。